ガンプラEXPO「宇宙世紀の世界featuring THE ORIGIN・サンダーボルト・ユニコーン RE:0096」レポート

池袋・サンシャインシティで開催された「ガンプラEXPO ワールドツアージャパン2016 SUMMER」では、最終日の8月14日（日）に会場内の「Fun to build！GUNPLAステージ」にて、豪華ゲストを迎えたトークショーが開催された。
「宇宙世紀の世界featuring THE ORIGIN・サンダーボルト・ユニコーン RE:0096」と題した本トークショーでは、『THE ORIGIN』の谷口 理プロデューサーと、『サンダーボルト』および『ユニコーン RE:0096』の小形尚弘プロデューサー、バンダイ ホビー事業部の内田 巧さんと福田瑞樹さんが登壇。MCを奥谷 楓さんが担当し、宇宙世紀作品を中心に最新情報やガンプラについてのトークが行われた。

最初は『THE ORIGIN』から。まず正面のスクリーンには、11月19日（土）から全国15館にてイベント上映が実施される『THE ORIGIN IV 運命の前夜』の貴重な最新PVが映し出される。これを受けて谷口プロデューサーは、「ようやくガンダムらしくなってきた」と語り、人類初となる“MS戦”を見どころとして挙げた。さらに福田さんから、「HG ガンキャノン最初期型（鉄騎兵中隊機）」や「HG ブグ（ランバ・ラル機）」、「HG シャア専用ザクI」など、PVにも登場した機体を中心に最新ガンプラのこだわりポイントが続々と紹介されていった。

次に話題は『サンダーボルト』へ。正面のスクリーンでPVが上映された後、小形プロデューサーから制作にまつわるエピソードや見どころが語られる。なかでも、本作の主人公機であるフルアーマー・ガンダムについては、「ジオン側から見たガンダムの恐ろしさをうまく描けたのでは」と自信のほどを語った。そして福田さんからは、好評発売中の「MG フルアーマー・ガンダム Ver.Ka」と、そのオプションセット「ウエポン＆アーマーハンガー FOR フルアーマー・ガンダム Ver.Ka」について詳細な解説が入る。また、今回のガンプラEXPOで立体試作が初お披露目された「MG 高機動型ザク“サイコザク” Ver.Ka」についても触れ、さらなる商品仕様が8月27日（土）、28日（日）に千葉・幕張メッセにて開催される「C3TOKYO 2016」で解禁されることも明かされた。

そして最後は、テレビ朝日系全国ネットにて好評放送中の『ユニコーン RE:0096』の話題に。PVが上映された後、小形プロデューサーから本作の見どころや制作にまつわる裏話が語られる。ちょうどこの日に放送された第18話では、オープニングにAimerさんが歌う「RE：I AM」が使用されており、「（前話からの流れを）切りたくなかったので、わざわざ『RE：I AM』の90秒バージョンを澤野弘之さんに作ってもらった」といったことも明かされた。そして内田さんは、好評発売中の「RG シナンジュ」のこだわりポイントを紹介。本キットの大きな特徴として、カトキハジメ氏の描き下ろしギミックである背面のスラスターについても解説が加えられた。

▲左から谷口 理プロデューサー、小形尚弘プロデューサー、内田 巧さん、福田瑞樹さん。

最後に各登壇者からあいさつがあり、トークショーは幕を閉じた。

谷口 理プロデューサー
松屋銀座では「THE ORIGIN展」も開催中です。11月19日（土）からはいよいよ『THE ORIGIN IV 運命の前夜』のイベント上映が始まりますし、その後はルウム編も制作に入っています。森口博子さんの主題歌も良い楽曲になると思ってますので、ぜひ期待していただければと思います。

小形尚弘プロデューサー
『サンダーボルト』は一旦は終了しましたが、続編は皆さんの応援にかかっています。『ユニコーン RE:0096』は、OVAの発売から2年経った今でも新商品が出るなど、非常にありがたい作品になったなと思っています。これもひとえに皆さんの応援のおかげです。本日はありがとうございました。

内田 巧さん
今回は宇宙世紀作品の中でも『THE ORIGIN』、『サンダーボルト』、『ユニコーン RE:0096』がメインでしたが、この他の宇宙世紀作品に登場するMSの商品開発も進めていきますので、引き続き応援をよろしくおねがいします。本日はどうもありがとうございました。

福田瑞樹さん
『THE ORIGIN IV』の公開に向けて、ガンプラの方も展開していきますのでよろしくお願いします。今日はありがとうございました。


ステージの様子は こちらのページで配信中なので、行くことができなかった人やもう一度観たい人は、ぜひともチェックしてみよう。