19 mai 2014
新宿ピカデリーの全スクリーンをジャック!機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」前夜祭レポート
全てが「ガンダムUC」仕様の会場に約3,000人の来場者が集結!
『機動戦士ガンダムUC』の最終章となるepisode 7「虹の彼方に」のイベント上映のスタートすることに先駆け、5月16日(金)に東京・新宿の劇場「新宿ピカデリー」にて前夜祭イベントが行われた。
新宿ピカデリーの全10スクリーンをジャックし、『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』を上映する、同館でも初の試みとなる今回のイベントでは、会場内のいたるところが『ガンダムUC』仕様へと変更され、最終章を待ち望んだファンの気持ち盛り上げる。
さらに、上映される全スクリーンにて、古橋一浩監督やストーリー担当の福井晴敏氏をゲストに迎えての舞台挨拶も実施され、まさに“祭”の名に相応しい大盛り上がりの一夜となった。
それでは、気になるイベント会場とトークショーの模様をレポートしていこう。
▲多くの来場者が詰め掛ける3階メインロビーでは全てのポスターが「ガンダムUC」一色に!
▲巨大な「HGUC ネオ・ジオング」など、episode 7にて活躍するMS達のガンプラが勢ぞろい!
▲劇場にて限定販売されるガンプラも実物展示!
▲首相官邸ラプラスの模型やビスト一族、ミネバの肖像画も!
▲会場1階では、世界に一台だけの「フル・フロンタル専用オーリス」が展示!細部に至るまでこだわりの詰め込まれた車両に、来場者の誰もが写真を撮っていた!
▲「貴婦人と一角獣」をモチーフとしたタペストリーも並べて展示され、会場には荘厳な雰囲気が漂う。
▲スクリーンの設置されている各階には、episode 1からepisode 7にいたるまでのポスターが総展示!Blu-rayジャケットなどに使用されたイラストがB2の巨大サイズで楽しめる!
▲各スクリーン入り口に設置されたデジタルサイネージには、スクリーンごとに異なる画像が掲示!同作のメカニカルデザインを務める玄馬宣彦氏のイラストや、本編の修正原画など「ガンダムUC」ファンには堪らないものばかり!
▲各階を繋ぐエスカレーターの踊り場には、作中に登場したエンブレムやロゴが!
▲前夜祭チケットに付属する豪華グッズセットの引き換えには長蛇の列が!いち早くBlu-rayを手に入れる喜びに来場者は打ち震えていた!
▲物販コーナーでも「ガンダムUC」のグッズが多数販売!すぐに売り切れとなった人気アイテムも!?
▲ドリンク+フードコーナーでは、「ガンダムUCスペシャルコンボ」が販売!「ネオ・ジオング」の特製クリアファイルが付属することもあって多くの来場者が買い求めていた!
▲左より福井晴敏氏、古橋一浩監督、むとうやすゆき氏、小形尚弘プロデューサー。
館内最速となるスクリーン1での上映の前には、古橋一浩監督、ストーリー担当の福井晴敏氏、脚本を務めるむとうやすゆき氏、小形尚弘プロデューサーをゲストに迎えた舞台挨拶が行われた。
舞台挨拶の前には、同作にてブライト・ノアを演じる成田 剣氏によるアナウンスが行われるというサプライズも。「スクリーン1、間もなく上映するぞ。各員準備は良いか!?」と、今回のイベントの為だけに録り下ろされた音声による豪華演出に否が応にも期待が高まる。
いよいよ始まった舞台挨拶では、まずは小形氏より『この後、今回含めて11回の舞台挨拶があるので、あんまり飛ばしていくと・・・』と、全スクリーンジャックという今回のイベントならではの大変さが語られる。
続いて、episode 7に関してのコメントを求められた古橋監督は、『90分、長いですね。1年と2ヶ月掛かったんですがもっと時間が欲しかったです。episode 6から時間が経ってしまったので、皆さんのハードルが上がってしまっているんじゃないかと…、できるだけ低いところからお願いします』と弱気のコメント。
監督のコメントに対し、福井氏は『完全に思ったとおりにできたことは間違いないです。実は最初見たとき、これで良かったのか、どうなのか分からなかったんです。いい意味で、2回、3回と観て行くうちに伝わってくるものがあります。今までにしたことのない経験をしたような感じです』と、episode 7を視聴した感想を述べた。
また、本編前に上映される宇宙世紀ダイジェスト『episode EX「百年の孤独」』については『濃い。体感時間としてはこれだけで2時間を越えています。これに、2時間をはるかに越える体感時間の本編が続いているので、かつてない脳みその経験をすると思います』とコメントし、『古橋監督はハードルを下げてくださいと言っていますが、今回はいくらハードルを上げても対応可能な自信があります』とその強い自信を語る。
続いて、『MSもそうだし、人の芝居がすごく丁寧』とむとう氏が太鼓判を押すと、小形氏も『宇宙世紀が好きな人たちに喜んでもらえる内容にはできたかなと思います』と応える。
盛りだくさんのトークは、福井氏による『ガンダムのみならず、中学生とか高校生の頃に、毎週やっていたサンライズのロボットアニメを見ていた気分。あの時の気分の総決算を体験できるのではないかと思います。ぜひ楽しみに観て頂ければと思います』と、これから観るファンへ向けたコメントで締めくくられた。
いよいよ映像展開がスタートした、『機動戦士ガンダムUC』の最終章となるepisode 7「虹の彼方に」。その迫力の映像は、ぜひとも劇場の大スクリーンで堪能してほしい。
なお、ライブイベント 「機動戦士ガンダムUC FILM&LIVE the FINAL“A mon seul désir”」が7月5日(土)にパシフィコ横浜にて開催されるほか、さらには「赤の肖像」に続くイベント「白の肖像」を企画中とのこと。
episode 7を見た後は、数々のイベントが予定される『ガンダムUC』の続報に期待しよう。
(ガンダムインフォ編集部)
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