16 mai 2014
最終章ついに開幕!機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」初日舞台挨拶レポート
「episode 1」から5年、宇宙世紀シリーズ最新作ついに完結!
宇宙世紀シリーズ最新作『機動戦士ガンダムUC』の最終章となるepisode 7「虹の彼方に」は、本日5月17日(土)よりイベント上映、劇場限定Blu-ray先行販売、有料配信が一斉にスタートし、東京・新宿の劇場「新宿ピカデリー」では初日舞台挨拶が行われた。
■ 「episode 1」から5年、ついに完結!
初日舞台挨拶には、古橋一浩監督とストーリー担当の福井晴敏氏、バナージ・リンクス役の内山昂輝氏、オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ)役の藤村歩さん、フル・フロンタル役の池田秀一氏、そしてリディ・マーセナス役の浪川大輔氏が登壇。
福井氏より『小説から数えると約8年、当時影も形もなかった息子はもう小学生です』と、長らく続いたシリーズがついに完結することへの感想があったほか、今回は最終章ということで特にファンの期待が高いことについて、古橋監督が『先に謝っておきます』とするも福井氏が『大丈夫でしたよね?』と客席に問いかけると大きな拍手が返ってくる一幕も。
キャスト陣へもマイクが向けられ、藤村さんはクライマックスだからこその人間ドラマが繰り広げられる今回は、特に感情を表現する演技が難しかったと語った。
また、内山氏が『episode 1から約5年経つが劇中の出来事は1ヶ月ぐらいなので、そのギャップを埋めるのに苦労しました』と語ると、これには浪川氏も頷く。
そして、年月という点において最も長くガンダムシリーズに関わってきた池田氏は『30余年前、劇場版ガンダムの舞台挨拶が新宿ピカデリーでありました。多くのファンの方に支えられて、またここに立てるのは感無量です』と振り返り、涙で言葉を詰まらせた。
■ スペシャルゲストに潘 恵子さんが登場!
さらにこの日はスペシャルゲストとして潘 恵子さんが登場。episode 1から欠かさず劇場で見てきたという潘さんは、今回のepisode 7で念願の出演が叶った喜びを語り、登壇者ひとりひとりに花束を贈った。
▲かつて『機動戦士ガンダム』で共演した2人。潘さんから池田氏へは赤い花束が。
最後に各人からコメントがあり、舞台挨拶は幕を閉じた。また、ガンダムレジェンド声優から「ガンダムUC」へのコメントも到着したのであわせて紹介しよう。
古橋一浩
「ガンダム30周年」というお祭りで始まり「ガンダム35周年」というお祭りで終わる。
そんなスパンの作品となりましたが、5年間お付き合い頂きありがとうございました。
浪川大輔
この作品に携われて本当に幸せ者だと思います。
episode 7まで必死にやってきたので、楽しんでもらえれば嬉しいです。
藤村 歩
皆さんのおかげでここまで走り続けることができました。
episode 7で本編は最後になりますが、「ガンダムUC」という作品は
まだ何らかの形で皆さんの元に届けることができる信じているので、
その時まで引き続き応援よろしくお願いします。
内山昂輝
まさか人生でガンダムに乗ることになるとは思っておらず激動の5年間でしたが、
何とかここまでやってこれましたのは、皆さんのおかげだと思っています。
長い間本当にありがとうございました。
池田秀一
それでも可能性信じて――
頑張っていきましょう。ありがとうございました。
潘恵子
今回出させて頂けたのも、スタッフの皆さん、そしてファンの皆さんのおかげです。
感謝しております。これからも応援よろしくお願いします。
福井晴敏
皆さんの力のおかげで最初10館で始まったイベント上映は今回35館に増え、
舞台挨拶も全国でほぼ完売となりました。
これはここ10年のエンターテインメント環境では奇跡のようなことだと思っていますし、
我々はこれを糧に次のことを考えていけます。
そして皆さんが5年10年経った時にこの作品のことをちょっとでも思い出してくれれば、
こんなに嬉しいことはありません。
今日は本当にありがとうございました。
ガンダムレジェンド声優からのコメント
足掛け5年。
episode 7の収録を終え、心地良い充足感と虚脱感を覚える今日この頃です。
ガンダム35周年。数多の物語が紡ぎ出されて来ましたが、
『機動戦士ガンダムUC』は、中でも重要な一画に位置付けされる作品です。
今、この作品に巡り合えた事を感謝すると共に誇りに思っています。
そして長きに亘ってガンダムUCを支持してくれた皆さん、本当に有難う。
皆さんのお陰でここに辿り着く事が出来ました。
諸君、又逢う日まで!!
フル・フロンタル役 池田秀一
●●●
最終章にアムロ・レイが出る事は、二年前くらいに福井晴敏さんから伺っていて、
楽しみにしていましたが、何とわずか一言とは!
ですが、ライバルであり、戦友であり、かけがえのない親友でもあるシャアにかける、
その一言にありったけの思いを込めて演じました。
壮大な物語となった 「機動戦士ガンダムUC」 是非、一挙上映で観てみたいです!
古谷 徹
●●●
『機動戦士ガンダムUC』をepisode 1から7まで、一話一話、
その上映を待ちどおしく劇場で拝見いたしました。
『機動戦士ガンダム』のララァに出逢ってから35年経った今、
ガンダムUCで福井晴敏さん、池田さん、古谷さん、スタッフの皆さまと
御一緒出来た事、そしてファンの皆さまに観て頂いた事、
とても嬉しく、感謝しております。
当時は「ああ~刻(とき)が見える・・・」でしたが、
今回録音に参加させて頂いて、「ああ~刻が止まった!」
そんな気持ちになりました。
潘 恵子
足掛け5年。
episode 7の収録を終え、心地良い充足感と虚脱感を覚える今日この頃です。
ガンダム35周年。数多の物語が紡ぎ出されて来ましたが、
『機動戦士ガンダムUC』は、中でも重要な一画に位置付けされる作品です。
今、この作品に巡り合えた事を感謝すると共に誇りに思っています。
そして長きに亘ってガンダムUCを支持してくれた皆さん、本当に有難う。
皆さんのお陰でここに辿り着く事が出来ました。
諸君、又逢う日まで!!
フル・フロンタル役 池田秀一
最終章にアムロ・レイが出る事は、二年前くらいに福井晴敏さんから伺っていて、
楽しみにしていましたが、何とわずか一言とは!
ですが、ライバルであり、戦友であり、かけがえのない親友でもあるシャアにかける、
その一言にありったけの思いを込めて演じました。
壮大な物語となった 「機動戦士ガンダムUC」 是非、一挙上映で観てみたいです!
古谷 徹
『機動戦士ガンダムUC』をepisode 1から7まで、一話一話、
その上映を待ちどおしく劇場で拝見いたしました。
『機動戦士ガンダム』のララァに出逢ってから35年経った今、
ガンダムUCで福井晴敏さん、池田さん、古谷さん、スタッフの皆さまと
御一緒出来た事、そしてファンの皆さまに観て頂いた事、
とても嬉しく、感謝しております。
当時は「ああ~刻(とき)が見える・・・」でしたが、
今回録音に参加させて頂いて、「ああ~刻が止まった!」
そんな気持ちになりました。
潘 恵子
▲舞台挨拶の後には「フル・フロンタル専用オーリス」と池田氏の記念撮影も。車両は新宿ピカデリー1Fで5月30日(金)まで展示中。
また、今後のイベント予定も発表され、音楽担当の澤野弘之氏とフルオーケストラによるコンサートイベント「FILM&LIVE the FINAL」が7月5日(土)にパシフィコ横浜で、シャアが自身の人生を語る朗読劇「赤の肖像」に続く「白の肖像(仮)」が企画進行中であることが明らかにされた。こちらの続報にも期待しよう。
「FILM&LIVE the FINAL」の詳細は、 こちらの記事をご覧ください。
※本文中、一部敬称略
(ガンダムインフォ編集部)
■ 本日より映像展開スタート!Blu-ray・DVDは6月6日(金)一般発売!
『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』のイベント上映は、全国35館にて本日5月17日(土)から6月13日(金)までの4週間限定で実施中だ。
期間中は上映館内で劇場限定版Blu-rayを先行販売。さらに各配信サービスでの先行有料配信も同時にスタートしている。
Blu-rayの初回限定版と通常版、DVDは6月6日(金)より一般販売開始。Blu-ray初回限定版は、福井晴敏氏構成の宇宙世紀ダイジェスト完全版のほか、メイキングやインタビュー映像などを収録した特典ディスクなどが付いた豪華特典仕様となる。
価格はBlu-rayの初回限定版が9,800円(税抜)、Blu-ray通常版が7,800円(税込)、DVDが6,800円(税込)。
▲初回特典のカトキハジメ描き下ろし特製スリーブ(左)と、描き下ろしジャケット(右)。
■ 機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」ストーリー
地球連邦政府転覆の可能性を秘めた『ラプラスの箱』の在処が遂に明かされた。
その場所は、事件の始まりの地、インダストリアル7の〈メガラニカ〉であった。
ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン基地に直行し、事態の始末を図ろうとする。
一方、『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、インダストリアル7に急ぐバナージだが、眼前に《バンシィ・ノルン》を駆るリディと、アンジェロの《ローゼン・ズール》が立ち塞がる。
『箱』の守人、サイアムが待つ〈メガラニカ〉に到達する者は果たして――。
その場所は、事件の始まりの地、インダストリアル7の〈メガラニカ〉であった。
ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン基地に直行し、事態の始末を図ろうとする。
一方、『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、インダストリアル7に急ぐバナージだが、眼前に《バンシィ・ノルン》を駆るリディと、アンジェロの《ローゼン・ズール》が立ち塞がる。
『箱』の守人、サイアムが待つ〈メガラニカ〉に到達する者は果たして――。
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