「機動戦士ガンダムUC GREAT WORKS BOX I」特集【第2回】「本」の中身を紹介！

バンダイビジュアルより 1月29日（木）に発売される『機動戦士ガンダムUC』究極のファンアイテム 「機動戦士ガンダムUC GREAT WORKS BOX I episode 1-3」。その気になる内容について迫る特集の第2回目。（ 第1回はこちら）

今回は「GREAT WORKS BOX I」に入っている 3冊の本の内容を写真とともに具体的に紹介していく。

まずは 「脚本・絵コンテ集」から。
アニメーションを作るにあたって最初に作られる 脚本をお見せしよう。
写真のように、最初のページには メインスタッフと登場人物の一覧があり、次のページから 物語がスタートする。

脚本を元に作られるアニメーションの “映像の原図”が 「絵コンテ」だ。
カットごとの 絵の動きやセリフなどが細密に書き込まれている。制作スタッフのこだわりや、意外な 演出意図を読み取ることができるかもしれない。
本書では1ページに4枚ずつ掲載。上から下に読み進めていく。

脚本に次いで必要なのが “絵の原図”である、キャラクターやモビルスーツ、美術などの 「設定」だ。
「設定集」では、episode 1～3に登場するこれらの設定画をほぼ全て掲載している。

絵コンテを元にして カットごとに実際の動き（例えば動き始めと動き終わりなど）を想定して描かれるのが 「原画」だ。
『ガンダムUC』では、1カットあたりの原画枚数が多いため、 「原画集」ではカットごとにベストな原画をピックアップし、何層にもおよぶ原画と作画監督による修正原画を合成し、1枚の絵になるようにしたものを掲載している。
また、 完成したシーンの画像もあわせて載せている。

原画作業の後に動画、彩色、CG処理、撮影などの工程を経るが、この「GREAT WORKS」があれば『ガンダムUC』の アニメの絵ができる過程をそのまま体験することができる。

明日1月29日（木）掲載の 【第3回】は、制作を担当したバンダイビジュアル・高梨 実氏へのインタビューをお届けしていこう。