13 septembre 2017
制作裏話や当時の心境告白まで!「サンフェス2017翔雲」機動戦士ガンダム00上映会レポート
ゲストに水島精二さん&高河ゆんさん登壇!
▲左から司会のサンライズ・畑中さん、監督・水島精二さん、キャラクターデザイン・高河ゆんさん
サンライズとバンダイナムコピクチャーズの作品を上映するイベント「サンライズフェスティバル2017翔雲」では、9月3日(日)にTOHOシネマズ新宿にて『機動戦士ガンダム00』の上映が開催された。
イベントでは、第22話「トランザム」から第25話「刹那」までの全4話が上映されたほか、監督・水島精二さん、キャラクターデザイン・高河ゆんさんがゲストとして登壇し、制作の裏話などが明かされた。
それではイベントの模様を早速レポートしていこう。
▲『機動戦士ガンダム00』のガンプラやクリアファイルなどが販売されていた!
▲ロビーには、サイン入りパネルと、ファーストシーズンのポスターが飾られていた!
まず、TVシリーズ放送開始から10年が経とうとしているが、この10年を振り返ってみた心境を尋ねられ、監督は「ずっと繋がって仕事をしているので正直あまり10年経ったという気がしない。ガンダムはなにかが動いていて、なにかあるごとに『00』の話が出てくるので、時間が経っても忘れないコンテンツである」とコメントし、高河さんも「仕事がひと段落しても、監督とはいろいろな面でずっとお付き合いさせていただいているので、継続しているイメージです」と、両名とも実感がない様子であった。ただ、高河さんがトークショーに登壇することは非常に珍しいということで、今回は10周年をお祝いするにふさわしい記念すべき会となった。
次に『00』のキャラクターデザインがなぜ千葉道徳さんと高河さんに決まったのかについて、監督から「僕から千葉さんに、現場のトップとして担当してもらえないかと依頼した。アニメ用にデザインできる人は千葉さんが上手いと思っていたから」と千葉さんが起用された理由に加え、高河さんはオーディションによって決定したエピソードが語られた。高河さんは「絶対落ちると思っていた」、決定したと聞いたときは「震えあがりました」と当時の心境を明かした。
次に、高河さんはキャラクターデザインを担当するにあたって「苦労したエピソード」について、「とにかく自分の力不足を痛感することばかりで、監督や千葉さんの求めていることを形にできているのか、と常に苦しんでいた」と語った。
監督は「高河さんから細かいニュアンスを含めたいろんな提案があって、すごく丁寧な作業をしてくれた」と語り、高河さんに対して「繊細な方だな」と思ったことを明かした。
最後に各人よりコメントがあり、本トークショーは幕を下ろした。
高河ゆん( キャラクターデザイン)
このような長い間、みなさんに愛されて楽しんでいただけるような作品に関わらせていただいて、本当にありがとうございました。私の人生の中でもすごく大切な作品、人間関係になっておりますので、これからも参加できることがあればグイグイいきたいとおもいますのでよろしくお願いします。
水島精二(監督)
ガンダムという作品自体は長いシリーズであり、『ガンダム00』も周年などに関係なく、細かい企画が色々と動いていくと、昔言われたが、実際にそうだなとすごく感じています。
10周年なので色々なものを皆さんに届けたいと考えていますし、僕自身もなにか映像をもう一度作りたいなという気持ちはずっとあります。これからも応援してください。今日はどうもありがとうございました。
また、アニメ100周年を記念して開催される「アニメフィルムフェスティバル東京2017(AFFT)」にて、『機動戦士ガンダム00』のオールナイト上映も決定している。詳細については こちらの記事をご覧ください。
(ガンダムインフォ編集部)
サンライズフェスティバル2017翔雲
[日程]第1部: 2017年8月11日(金・祝) ~ 8月25日(金)
第2部: 2017年9月2日(土) ~ 9月16日(土)
[会場]新宿ピカデリー、テアトル新宿、TOHOシネマズ 新宿
[料金]通常上映・レイトショー: 各回1,800円 / オールナイト: 各回4,300円
[日程]第1部: 2017年8月11日(金・祝) ~ 8月25日(金)
第2部: 2017年9月2日(土) ~ 9月16日(土)
[会場]新宿ピカデリー、テアトル新宿、TOHOシネマズ 新宿
[料金]通常上映・レイトショー: 各回1,800円 / オールナイト: 各回4,300円
PAGES LES PLUS VISITÉES
Liens en rapport
ARTICLES RECOMMANDÉS
Activez les cookies pour voir les articles recommandés