盛岡市民文化ホールにて12月23日まで開催！「メカニックデザイナー 大河原邦男展 盛岡展」レポート

大河原邦男「メカニックデザイナー 大河原邦男展」描き下ろし作品 2015年

岩手・盛岡市民文化ホールでは、「ガンダム」シリーズをはじめ数多くのメカをデザインしてきた日本初のメカニックデザイナー・大河原邦男氏の活動を振り返る「メカニックデザイナー 大河原邦男展 盛岡展」が、11月7日（土）に開幕した。

展覧会では、大河原氏のカラーイラストやアニメの設定資料に加え、貴重な資料や描き下ろし作品などを一堂に展示。デビュー初期からロボットアニメの黄金期である80年代、そして現在のデザインまで、大河原氏の40余年に渡る活動の歴史を振り返る。

会場は、盛岡駅西口通路を出て目の前にあるマリオス4階の盛岡市民文化ホール。会場前のアトリウムには、旧国鉄盛岡工場の鉄工職場の外壁を復元した煉瓦壁があり、本展覧会の内容にもぴったりのロケーションとなっている。
開幕前日には内覧会が行われ、大河原氏と本展を監修したアニメーション研究家の五十嵐浩司氏も登壇。東京に続き岩手でも開催される展覧会開催に寄せて、喜びや見どころを語った。

それではさっそく現地の模様をレポートしていこう。

▲会場前のアトリウム。煉瓦壁が重厚なイメージだ。

▲入口の様子。会場で借りられる音声ガイドには、大河原氏本人に加え、大河原メカに関わりが深い声優の保志総一朗氏と小松未可子さんが登場。貸出価格は600円（税込）。

▲内覧会には大河原氏、五十嵐氏が登壇。翌日の開場式にも参列した。

▲『機動戦士ガンダム』、『機動戦士Ζガンダム』など様々な作品の貴重な資料を多数展示。

展覧会会場限定
■ MG ストライクフリーダムガンダム メカニックデザイナー 大河原邦男展Ver.　
価格： 6,480円（税込）

▲会場では多彩な限定アイテムが販売されている。忘れずにチェックしておこう。

「メカニックデザイナー 大河原邦男展 盛岡展」は、12月23日（水・祝）まで開催中。岩手や近隣に在住の方は、ぜひとも遊びに行ってみよう。